トップページ > 痛みが少ない治療方法
無痛治療とは、痛くない治療のことです。痛くない治療をするためには、麻酔をして、感覚をなくして治療をすることになります。
でも、麻酔をするのが痛いのではないかと思ってしまいます。麻酔は注射で行ないますが、大人よりも子供のほうが実は痛くないのです。なぜなら、子供の骨は粗雑で麻酔液がしみ込んでいきやすいため、効きやすくあまり痛くはありません。
どのようにするかというと、まず、表面麻酔を行ないます。これで針を刺す時の痛みはほとんどなくなります。その後、針を刺し麻酔液を入れていきますが、この時少し圧がかかり少し痛みを感じますが、一瞬で麻酔液が効き始め感覚がなくなっていきますので、子供の場合はほとんど痛くはありません。子供の骨は大人に比べ、穴ぽこだらけの骨なので、麻酔液もしみ込みやすく効きが良いのです。
もちろん、注射器は見せません。「むし歯さんを眠らせる薬を付けるよ」と言って、表面麻酔を見せてから皮膚の表面につけ、その後、続けてその場所に局所麻酔(注射麻酔)をすれば注射を見せずに行なえます。麻酔が効けば、後は何も痛くはありません。むし歯さんの眠っているうちにむし歯さんをやっつければ良いので、ほとんどこわからずに痛くなく治療が進みます。
ただ、麻酔が効いている時間(2~3時間)は感覚がなくなりますので、咬んだり引っかいたりするとその時は痛くありませんが、唇や皮膚に傷ができ痛い思いをして歯科医院が嫌いになる子供もいますので、触ったり咬んだりやけどしないように気を付ける必要があります。注意してあげて下さい。
昔は、痛い思いをしてむし歯を治して、「こんなに痛いのなら、これからは絶対むし歯をつくらないぞ」と考えたそうですが、今はやはり治療は痛くないほうが喜ばれるようです。
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