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治療がすべて終了したからといって、安心してはいけません。乳歯のむし歯は永久歯に比べて、その進行は非常に速く、たちまちむし歯になってしまいます。そのために、定期健診でむし歯および歯みがきの点検、装置の調整、薬物塗布などを行いますので、必ずご来院ください。
フッ素塗布は、むし歯予防にはとても効果的です。
ぜひ、行なってください。 フッ素塗布には、歯科医院で塗布するものと家庭で塗布するものがあります。
歯科医院で塗布するものは濃度的に少し濃いもので、酸に溶けにくいように歯の質を変えていきます。時期的には、歯が出てきてすぐが効果的です。乳歯が萌出する7ヶ月頃から塗りはじめ、永久歯がはえそろう中・高校生頃まで、3~4ヶ月に一度くらいの間隔で塗ってあげると良いでしょう。
家庭で塗布する低濃度のフッ素は、歯の再石灰化をうながしたり、酸産生を抑制する働きがあります。寝る前によく歯を磨き、うがい後にフッ素を塗布すると、寝ている間は唾液があまり出てこないのでフッ素が流れず効果が長続きします。
歯科医院と家庭のフッ素塗布は、働きの効力が違うので、できれば両方とも行なっていったほうがよりむし歯予防の効果があがるでしょう。
フッ素を塗れば歯の質が強くなり、むし歯になりにくくはなりますが、絶対にむし歯にならないわけではありません。甘いものをだらだら食べたり、歯を磨かなければ、やはりむし歯になってしまいます。食べ物と細菌と歯の質によってむし歯になってしまうので、そのひとつだけを頑張ってもあまり効果はありません。甘いものをだらだら食べない・食べたらすぐ歯を磨く・フッ素を定期的に塗る、この三つのことをバランスよく行なっていきましょう!そうすることがむし歯予防の近道となります。
食べ物をよく噛むということは、単に食べ物を細かくするだけではありません。よく噛むことで唾液がたくさん出てきます。唾液には殺菌作用があり、体の抵抗力をつける酵素も含まれており、消化吸収も良くなります。また、口の中を自然にきれいにしてくれ、むし歯や歯周病の予防にもなります。唾液には味覚を敏感にする働きもあり、薄味のものを良く噛んで食べることで食べ物の微妙な味がわかるようになります。また、よく噛むことによりあごの骨も成長するので、噛めない・噛まない子は歯並びや咬み合わせも悪くなります。
よく噛むことにより、肥満を予防し、大脳の働きを良くし、集中力も高めて情緒の安定をもたらすことにもなりますので、よく噛む習慣を身につけましょう。
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